こんな悩みを解決できる記事を書きました!
僕は月単価93万円の現役フリーランスエンジニアです。
「フリーランスエンジニアの健康保険について詳しく知りたい」とお考えではありませんか?
フリーランスエンジニアになると直面する問題、それが国民健康保険高すぎ問題。
結論からお伝えすると、エンジニアは国民健康保険以外の選択肢はありません(マイクロ法人などは除く)。
エンジニアは基本的に健康保険組合に加入できません。
なので、大人しく国民健康保険を払うしかないのです…
詳しくは後ほど解説しますね。
ということで、本記事では「フリーランスエンジニアの健康保険」について解説していきます。
本記事を読めば、健康保険についてしっかり理解できるので早速見ていきましょう!
サクッと読み終わるので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
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フリーランスエンジニアに関係する健康保険のパターン
フリーランスエンジニアに関係する保険のパターンは主に3つです。
国民健康保険
国民健康保険は、他の医療保険制度に加入していない全ての人を対象とした医療保険制度です。
ほとんどのフリーランスエンジニアが加入するのが国民健康保険になります。
保険料は自治体によって変わりますが、会社員の時とは違い全額個人事業主が負担します。
また、所得に応じて保険料を計算するので、所得が増えれば増えるほど保険料は高くなります。
国民健康保険はマジで高すぎです…
稼げば稼ぐほどお金を取られますよ…
国民健康保険の加入方法
サラリーマンの場合、会社退職日の翌日から14日以内に書類を提出する必要があります。
「健康保険資格喪失証明書」を持参した上で、お住まいの市町村の国民健康保険窓口に提出しましょう。
本人確認書類(運転免許証など)も忘れず持参しましょう。
自治体にもよりますが、当日に保険証を発行してもらえることが多いですよ♪
- 健康保険資格喪失証明書
- 本人確認書類(運転免許証など)
社会保険
社会保険は、サラリーマンや条件を満たす非正規社員が加入できる保険です。
例えばですが、僕がサラリーマンの時は「関東ITソフトウェア健康保険組合」に加入していました。
残念ながらフリーランスエンジニアは社会保険には加入できません。
フリーランスの場合は社会保険に加入できませんが、サラリーマン時代に加入していた社会保険を任意継続できます。
社会保険の任意継続
社会保険を任意継続するには、前職で2ヶ月以上勤務し、かつ資格喪失日から20日以内に「任意継続被保険者資格取得申出書」を提出する必要があります。
任意継続期間は最長2年間で、2年経過後は国民健康保険などに加入することになります。
申請方法の詳細は各組合のホームページから確認してください。
収入にもよりますが、社会保険は任意継続した方がお得です。
国民健康保険はバカ高いので…
任意継続は本人の意思で途中解約できます。
ですので、迷った場合は任意継続を選択し、任意継続の方が保険料が高い場合は解約して国民健康保険に切り替えましょう。
健康保険組合
健康保険組合は、健康保険の仕事を行う法人のことです。
健康保険組合の保険料はほぼ一律なので、国民健康保険のように収入に応じて保険料が高くなることはありません。
ただし、フリーランスエンジニアが加入できる健康保険組合はほぼありません。
文芸美術健康保険組合が唯一加入できる可能性がありますが、エンジニアは基本的に加入できません。
イラストレーターやデザイナーの人しか加入できないんですよね…
【悲報】フリーランスエンジニアは健康保険組合に加入できない
フリーランスエンジニアは基本的に健康保険組合に加入できません。
唯一可能性のある文芸美術健康保険組合は、事業が文芸・美術に関する内容でないと加入を断られます。
エンジニアの事業が主な場合は文芸・美術の事業に該当しないため加入できません。
Webデザインやイラストの仕事で生計を立てているかが重要になります。
副業としてWebデザインの仕事をしても文芸美術健康保険組合には加入できないんですよね…
社会保険料削減サービスは利用しないのが無難
結論からお伝えすると、社会保険料削減サービスは利用しないのが無難です。
社会保険料削減サービスには「社保の窓口」や「みん社保」がありますが、個人的にはかなりグレーに近いと思っています。
もし仮に違法だった場合、「支払わなかった保険料+延滞金」がかかる可能性があるので、大人しく国民健康保険を支払いましょう。
社会保険料削減サービスを否定する意図はありません。
ただ、僕も気になって色々調べましたが、ちょっと怪しいんですよね…
あとは、僕の周りに利用している人がいないのも理由の一つです(笑)
社会保険料削減サービスは利用者の保険料が安くなった分を手数料として取ります。
利用者はサービス提供側が用意した法人の一員になることで、国民健康保険から社会保険に加入することになります。
結果的に国民健康保険から社会保険に切り替わることで保険料が安くなる仕組みです。
サービスを利用するのは自己責任ですが、少なくともサービスの仕組みは理解しておきましょう。
僕は過度にリスクを取らないタイプなので利用しません。
健康保険料を抑える方法3選
健康保険料を抑える方法は以下になります。
フリーランスエンジニアの場合は健康保険料を抑える方法はそんなにありません…
経費を付ける
健康保険料は所得に応じて高くなるので、所得を抑えれば健康保険料も抑えられます。
所得は各種控除を活用したり、日々の経費を漏れなく付けることで最大限減らせます。
もちろん、節税対策をすれば所得税も減るので帳簿はこまめに付けておきましょう。
僕は毎月帳簿を付けるようにしています。
1円でも節税したいので(笑)
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国民健康保険が安い自治体に引っ越す
国民健康保険は各自治体によって保険料の計算方法が異なります。
働く場所に縛られない場合は、国民健康保険の安い自治体に引っ越すのもありかもしれません。
ただ、国民健康保険のために引っ越すのは正直現実的ではないので、無理のない範囲で行動しましょう。
マイクロ法人を設立する
マイクロ法人を設立することで社会保険料に切り替えられるので健康保険料を抑えられます。
フリーランスエンジニアの場合は健康保険組合に加入できないので、マイクロ法人が一番現実的、かつ効果のある保険料削減方法です。
ただし、法人設立の費用や維持費用がかかりますし、税理士とのやり取りも発生するので金銭面だけに捉われないようにしましょう。
僕も一度物販事業で法人化しようとしましたが、ヤバい税理士に当たってしまい、結局断念しました…
法人化は人的リスクもあるので十分注意しましょう。
【厳選】フリーランスエンジニアにおすすめなエージェント3選
フリーランスエンジニアになるにはエージェントから案件をもらう必要があります。
僕が実際に利用しているおすすめエージェントを紹介しますね。
エージェントは必ず複数登録してください。
担当者によっては「全然案件紹介してくれない…」みたいなこともあるので…
僕は実際に5つのエージェントを使い回していますよ。
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週2〜3日の案件はある程度スキルがないと紹介してもらえない印象です。
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僕も何度か案件を紹介してもらいました。
自分のスキルに合った案件を紹介してもらえましたし、電話のやり取りも非常に丁寧でした。
よくある質問
国民健康保険は経費になりますか?
国民健康保険は事業に関連する支出ではないため経費になりません。
家族の社会保険の扶養に入れますか?
家族が社会保険に加入している場合、扶養に入れます。
ただし、年収が130万円未満(月約10万円)、かつ家族の年収の半分未満である場合のみに限ります。
フリーランスエンジニアは労災保険に入れますか?
2021年9月1日から労災保険に特別加入できるようになりました。
あくまで任意なので、必要な場合のみ入ればOKです。
まとめ
今回は、「フリーランスエンジニアの健康保険」について解説しました。
以下が本記事のまとめになります。
なるべく所得を抑えて健康保険料を減らしましょうね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!