こんな悩みを解決できる記事を書きました!
僕は月単価93万円の現役フリーランスエンジニアです。
「開業届の提出方法が分からない」とお悩みではありませんか?
個人事業主になるためには開業届を提出する必要があります。
実はこの開業届、税務署に行かなくても会計ソフトを使えばネット上から超簡単に提出できちゃいます。
僕もfreee
マジで楽チンですし、使わない理由がありません。
ということで、本記事では「フリーランスエンジニアの開業届」について解説していきます。
本記事を読めば、開業届についてしっかり理解できるので早速見ていきましょう!
すぐ読み終わるので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
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そもそも開業届って何?
開業届とは、個人事業主(フリーランス)が開業したことを税務署に申告するための書類です。
事業所得があるフリーランスは開業届を提出するよう「所得税法第229条」で定められています。
事業所得がある場合は開業届を提出する必要がありますが、収入が雑所得しかない場合は提出不要です。
開業届を提出するメリット
開業届を提出するメリットは以下になります。
青色申告できる
通常、開業届を提出する際に「青色申告承認申請書」もセットで税務署に提出します。
青色申告すれば最大65万円を控除できるため、節税の効果が見込めます。
青色申告するには複式簿記で帳簿を付ける必要がありますが、会計ソフトを使えば超簡単なのでご安心を。
そもそもエンジニアは頻繁に取引がないので帳簿付けもすぐ終わります。
僕はfreee
申告方法には白色申告と青色申告の2種類あります。
白色申告は単式簿記(簡易簿記)なので帳簿付けが簡単ですが、最大48万円の控除しか受けられません。
青色申告は白色申告に比べて控除額が大きいですし、赤字が出ても最大3年間は繰り越せるのでおすすめです。
小規模企業共済に加入できる
開業届を提出すれば小規模企業共済に加入できます。
小規模企業共済はフリーランスが退職金を積み立てられる制度で、廃業後の生活資金の確保に最適です。
小規模企業共済には以下のようなメリットがあります。
- 掛金の全額が所得控除になる
- 共済金の受取りは一括・分割どちらも可能
小規模企業共済の掛金は全額所得控除の対象となるので、節税対策したい場合はおすすめです。
月々の掛金は1,000~70,000円まで可能で、500円単位で設定できます。
開業届を提出するデメリット
開業届を提出するデメリットは以下になります。
帳簿を付ける必要がある
開業届を提出してフリーランスになると確定申告を行う必要があります。
確定申告するには日々の取引を帳簿に付ける必要があるため、事務作業に時間を割かなければいけません。
とはいえ、会計ソフトを使えば簡単に帳簿を付けられるので、そこまで大変な作業ではありません。
エンジニアの場合は取引数も少ないので、一月分であれば約数時間で終わりますよ♪
失業手当が受けられない
開業届を提出すると失業手当が受けられなくなります。
失業保険は職に就いていない人が利用する制度ですが、開業した場合は失業保険の対象外になります。
失業手当を受けたい場合は開業届の提出するタイミングを事前に考えておきましょう。
フリーランスエンジニアとして独立する人はあまり関係ないと思いますが、一応頭に入れておきましょう。
【超簡単】開業届を提出する手順
開業届を提出する手順を解説します。
開業届は会計ソフトを使って提出すると楽チンです。
ネット上から簡単に提出できますし、税務署に行く手間が省けます。
今回は僕が愛用しているfreee
freee開業で書類を作成・提出します。
開業届以外の書類も同時に作成できます♪
事前に準備するもの
- マイナンバー確認書類(通知カード、マイナンバーカード、マイナンバー記載の住民票など)
- ハンコ(シャチハタなどの認印でOK)
書類作成の入力項目
- 開業者の基本情報(氏名/住所等)
- 仕事の概要(選択項目)
- 事業開始予定日
- 働く場所
- 給与支払いの予定
- 屋号(任意)
- 収入(所得)の種類
開業届と一緒に作成できる書類
- 個人事業の開業・移転・廃業等届出書
- 所得税の青色申告承認申請書
- 青色専従者給与に関する届出書
- 給与支払事務所等の開設・移転・廃業等届出書
- 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
開業届を提出した後にやるべきこと
開業届を提出した後にやるべきことは主に2つです。
- 国民健康保険への切り替え
- 国民年金への切り替え
フリーランスエンジニアの場合は国民健康保険への切り替えになりますが、会社員時代の社会保険を任意継続することも可能です。
健康保険については「【高すぎ】フリーランスエンジニアの健康保険事情!組合加入は無理」で詳しく解説しています。
年金は厚生年金から国民年金に切り替わるので、お近くの役所で手続きを行いましょう。
【厳選】フリーランスエンジニアにおすすめなエージェント3選
フリーランスエンジニアになるにはエージェントから案件をもらう必要があります。
僕が実際に利用しているおすすめエージェントを紹介しますね。
エージェントは必ず複数登録してください。
担当者によっては「全然案件紹介してくれない…」みたいなこともあるので…
僕は実際に5つのエージェントを使い回していますよ。
フリーランスを始めるなら「レバテックフリーランス」
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- 案件参画中のフォローの充実。
レバテックフリーランスは業界最大手のフリーランスエージェントです。
とにかく案件数が多いので、とりあえず登録しておけば間違いないエージェントです!
僕もはじめてフリーランスの案件を貰ったのはレバテックフリーランスです。
保有している案件数が多いので、業務経験がなくても何かしらの案件は紹介してもらえますよ(僕はJavaの経験3年でも案件を貰えました)。
週2〜3日の案件探しなら「ITプロパートナーズ
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- IT案件に特化したフリーランスエージェント。
- 週2〜3日の案件が豊富。
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週2〜3日から参画できる案件が豊富なので、起業したい人にもおすすめです。
週2〜3日の案件はある程度スキルがないと紹介してもらえない印象です。
とはいえ、週5の案件ももちろんありますし、僕が利用した時は迅速・丁寧に対応していただきました!
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フリーランスを目指しているけど不安な方や保障を重視したい方におすすめです。
僕も何度か案件を紹介してもらいました。
自分のスキルに合った案件を紹介してもらえましたし、電話のやり取りも非常に丁寧でした。
【必須】フリーランスエンジニアにおすすめな会計ソフト2選
フリーランスエンジニアは確定申告をしなければいけないので、必ず会計ソフトが必要になります。
僕はfreee
とにかく使いやすくて不満を感じたことがないです…
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簿記や会計の知識がなくても簡単に使えるので、はじめてフリーランスになる方にもおすすめです!
僕がずっと愛用している会計ソフトです。
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クラウド会計ソフトで第2位のシェア「マネーフォワード
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よくある質問
収入がなくても開業届は提出するべきですか?
収入がなくても開業届は提出した方がよいです。
青色申告すれば赤字を最大3年間繰り越せるので税制面でもお得です。
まとめ
今回は、「フリーランスエンジニアの開業届」について解説しました。
以下が本記事のまとめになります。
開業届を提出して、フリーランスデビューしましょうね♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました!